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わたしの『手』①




かれこれ十数年前


京都でデザイン会社を友人メンバーと運営し

寝食忘れて日々仕事に没頭していたころ


某美術大学で

仕事の話5分、宇宙の真理についてたくさんの時間(1時間を超えることも!?)お話くださる

事務員の不思議なおじさまとの出会いがありました

その中にはたくさんのヒーリングの話もあり

神社を巡ったり

あわの歌を歌ったり

さまざまな健康法を教えてもらったり

わたしの世界を広げてくれる

面白い出会いでした


そんなあるとき

東日本大震災が起き

京都でも感じることのできる揺れと同時に

遠方でおこる災害の情報が入ってきました


関東にいる家族

東北にいる親戚


京都から何かできることがないか

もやもやザワザワと落ち着かない心


ライフラインが閉ざされ

刻一刻と状況が深刻になる中


頭の中はぐるぐる落ち着かず

だけど

今できることはと

黙々と京都での仕事を休むことなく

続けました


そしてそれと同時に

自分の『手』が何か役に立てることはないだろうか

キーボードを叩く手を

人を癒したり

ものを作り出したり

(もちろんPCを使ってたくさんの素晴らしいものを生み出し

 素晴らしい出会いもたくさんありますが)


電気がなくても

この『手』を使って

何か役に立つことができないかと

考えるようになりました



そして事務局のおじさんの教えてくれた

ヒーリングのあれこれをヒントに

わたしの『手』を使った

癒しと芸術の旅がはじまりました



つづく

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